平成29年度静岡県交通基盤部優良業務委託表彰式に出席しました!

平成29年11月10日 平成29年度静岡県交通基盤部優良業務委託表彰式に出席しました!

【部門】測量・用地調査等業務部門
【業務委託名】平成28年度[第28-Ⅰ5904-01号]
(一)蔵田島田線道路維持(災害調査費)に伴う
測量・設計・用地調査業務委託
【履行期間】平成28年5月6日 ~ 平成28年10月31日
【業務概要】設計業務:アンカー付場所打ち法枠詳細設計1式、道路詳細設計(B)1式
測量業務:ドローン測量及び3Dレーザースキャナー測量 1式
【発注者】静岡県島田土木事務所
【受賞理由】業務の諸条件
本業務は、一般県道蔵田島田線の道路斜面崩壊に伴う道路災害復旧に向けた、災害協定に基づく出動要請による業務委託である。
・被災現場は、斜面上部に不安定土塊や立木が残り、再び崩落が発生する危険性が高い。
・地区の重要路線であり、通勤及び通学の利用者が多くバス路線でもある。
・う回路は、延長(31.6km)が長く時間も要す。他の模範となり優れているポイント
・崩落の危険性がある斜面に人が立ち入ることなく、安全かつ迅速に測量を実施するため、受託者からドローン測量の提案があり、結果的に、通常4日見込まれる外業は1.5日に短縮された。
・ドローンのみでは把握できない部分については、地上の3Dレーザーススキャナーによるデータを合成・補正することで、復旧範囲を的確かつ正確に現地状況を再現し、速やかな工法選定につなげた。 特に困難な条件を克服または事業遂行への貢献
・早期の交通解放を求められる状況で、狭い幅員の道路にバスの通行帯と施工スペースを確保して仮設防護柵を設置するという困難な課題に対しても、3Dデータを活用することで、バスの軌道を考慮した仮設防護柵の設置位置を選定するなど、トラブルなく交通開放することができた。
・任意の断面図を垂直・水平方向で作成したことから、ロックボルトの貫入方向、深さを細かく検討することが可能になり、より正確な設計成果をまとめた。
・危険性・緊急性が高い状況で地形、工程等の条件を踏まえ2つのデータを組み合わせるなど創意工夫に努めた。